家ツアー『間口3.3mの狭小の土地。見せる筋交いのリビングと移動距離最短キッチンに繋がる洗濯導線の最適解』
狭小な土地を活かした3階建『表裏を土間でつなぐ家』の家ツアーをお送りの続編。縦長のシンプルだけど使いやすいLDKに見せる筋交い。移動距離最短キッチンと洗濯の最適解、テレビ裏収納など


どんな時も僕が僕らしくありたいウグイス今浦だ。
クスリダメゼッタイ
今まで我々が建ててきた家の中で『これはエグイ!!』と、もんどりうった住宅機能の中から選りすぐりの便利機能をご紹介させて頂こう。
さて、『注文住宅で実現した便利機能27選』の続編だ。
▼その1が気になって震える人はこちらから

階段の向こう側。
ストリップ階段とは何か?
それはその名の通り、「蹴込み板」(けこみいた)が無く、骨組み丸出しのスケスケ階段のことを言う。
ではでは、何が良いのか?

ストリップ階段のおかげでお洒落がブースト
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圧迫感がないのもメリットだ。
階段奥の壁の色まではっきりわかる。
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スケスケならではの開放感は素晴らしい。
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内観デザインに華を添えている感
2Fにあがるために必要な機能というよりも、
オブジェ的な何かに見えてきた。
逆にその顔を踏みつけるのを躊躇しそうだ。
いや、ちょっと待て。
この記事は「絶対真似したい、注文住宅の便利機能」というテーマだったはず。
なのに、「ちょっと私オシャレでしょ、何顔踏んでくれてるのよ。自力で二階に登りなさいな」
のような機能だとまったくテーマにそぐわない。
僕たちの跳躍力を鍛えなければならない話になってしまう。
次回、「二階に届くまであと一歩!悶絶スクワット編!!」なんて嫌すぎる。
そこで、ストリップ階段のスゴすぎる特徴をお伝えしよう。
これは、ストリップ階段をリクエストし実際に施工されたお客様に教えてもらった話だ。
あまりの感動で絶句した時の様子がつい昨日のことのように思い出される。

そのお客様の家は猫を7匹と暮らす猫屋敷。
そんなお客様のお悩みは、
お猫様の抜け毛がエグいことだ。
それも7匹となるとその量たるや尋常ではない。
自分(40代男性)の貴重な頭髪がそんなに落ちてたらと想像すると、背筋が凍る。
そんな量の毛が落ちてると、
特に階段の掃除が面倒。
しかぁし!!!
ストリップ階段なので毛は床に落ちる。
または掃いて床に落とす。
そこをすかさず、ルンバが回収するという。
サッカースペイン代表が、2007年10月の欧州選手権予選デンマーク戦で見せた一撃を思い出す。
中盤から最終ライン、サイドにわたって幅と深みを使ってパスをつなぎ、最後は当時右サイドバックを務めていたDFセルヒオ・ラモスが決めた誰もが知ってる名シーン。
そんな歴史に残るコンビネーションをを自宅で味わえるというわけだ。
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内観のデザイン性にこだわりたい方、
猫や犬を飼っている方、
抜け毛が甚だしい方は是非検討してみてほしい。

常設3帖小上がり。琉球畳仕様。
やっぱり我々日本人は畳が必要なんです。そうなんです。
そして黄金のオプションは、

五臓六腑に染み渡る。スリッパ収納機能。
何気に便利なこの機能。小上がり付近にスリッパが散らかるのを防ぐ優れものだ。
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ちょっと変わったパターンの小上がりをもう一例紹介。

えっ女子力…
ピンクと琉球畳がアクセントのげっちゃかわいい3.7帖の畳スペース。
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この写真のお宅では、来客数は衝撃的な人数らしい。
10人を超える時も多々あり、留学生も受け入れてるという懐が深いお客様だ。
当然だが座るところが足りない。
ソファやダイニングにも座り切れないだろう。
そこでスキップフロアの登場だ。
ベンチのかわりに段差のところに皆座っているそうだ。
溢れるドラマのアメリカンなキラキラホームパーティ感。
中々思いつかない発想である。天才すぎる。
これなら、わざわざ来客用の椅子が無くても大丈夫。
来客のほとんどがお子様の友達とのことなので、床に座ってもらうことに気を使う必要もない。
家族含めそこにいる皆が一か所に集まれる空間にしたい
という希望がスキップフロアで実現したというわけだ。
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タイトルで伝えたこと以外伝えることは何もない。
自転車を置くスペースだ。
はっきり言って華は無いが、注文住宅ならではの機能なのでぜひ紹介しておきたい。
自転車はほとんどの場合、駐車場に置くだろう。
車の横に、嫁、子供用の2,3台の自転車が置いてあるのをよく目にする。
そして、大体の場合そういった自転車は派手なのだ。(当社比)
ピンクの駒付き、戦隊物がプリントされている子供用の自転車。
前後に子供用の椅子を装着し、傘が刺さっている電動アシスト付きの奥様用の自転車。
そういった自転車は外から目につく。かわいいんだけどね…
せっかく、スタイリッシュな家を建てても、
その自転車たちの自己主張で
外観の雰囲気が損なわれているパターンが見受けられる。
外観をスッキリさせるにはコツがある。
それは生活感をなるべく出さないことだ。

そこで、表から見えないように
駐輪スペースを設けるというわけだ。
写真では左手が家の正面になっている。
外からはまったく自転車は見えないのだ。
自転車だけでなく、ベビーカーや子供のおもちゃなども
隠すことができて、すぐに使えるというわけだ。
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一見、チャリンコ感は感じないが、

そりゃチャリンコ無いからチャリンコ感は無い。
竣工したての写真なので、自転車は無いが、この玄関横は駐輪場なのだ。
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ただの玄関扉にシューズクロークではない。
2つの上り口がある玄関だ。
なんのこっちゃわからんと思ったそこのあなた、すぐに説明する。
中々、見ることができない機能だが、実はこれもお客様の特有の理由でご希望されたものだ。
このお客様はホームパーティを頻繁に開催される。
みなさんも想像してほしい。
たくさんの来客時。玄関が靴であふれグチャグチャなカオスになることは必至だ。
靴がありすぎて、自分が脱いだ場所から上り口までジャンプなんてことも。

玄関を入ってから2つにルートを分けたのだ。
1つはお客様用で、靴を脱いでそのまま正面の廊下にあがる。(写真では左側)
もう1つは靴箱が設置されている家族専用の上り口。(写真では右側)
来客と家族用の、ダブル・アガリグチで
来客時でもスッキリとした見栄えと導線を実現したわけだ。
なんとも機能的で個性的な機能ではないか。
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通常、水回り(洗面所やお風呂)がある脱衣所は個室になっていることが多い。
だが、今回紹介するのは、

画期的!オープン脱衣所。
なかなか思い切った間取り。
このお宅の場合は2Fに水回りをまとめて配置している。
そして、2Fは家族しか入らない。
つまり、
「家族しかいねーんだから、仕切りいらないんじゃね?」ということだ。
こんな経験はないだろうか、
あわただしい朝、洗面所で混雑し阿鼻叫喚する家族の光景を。
しかし、オープン脱衣所であれば、
間仕切りがなく広いため、
歯磨きしたい人、
シャワーを浴びたい人、
洗濯をしたい人、
それぞれがスムーズに行き来でき、朝活できるというわけだ。
色んな意味で開放的な家族しか採用されないかもしれないが、
朝をスムーズに過ごしたい家族にはお勧めな一品だ。
泊まりに来た兄弟の友達と「キャッ」みたいな
お約束出会い頭ハプニングも対策しやすくなる。
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木感甚だしいキッチン。奥に扉が見える。

開けるとそこは玄関だった。直結キッチン。
助走をつけると外界にダイレクトアウト可能だ。

左側のドアは、キッチン。右側のドアはリビングへ。
「ご飯にする?お風呂にする?子供と遊ぶ??」的なお約束が超合理的にできる。

マグロだって回遊したい。ダブルアクセスタイプキッチン。
だれがマグロじゃ!そろそろいい値段で卸されそうな体型になってきた。
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市場でせり卸される前に体重を落としたい。
それでは、また会おう。
掲載日: 2015年08月22日
掲載日: 2017年08月26日